インプラント治療①

インプラント治療は、失った歯の部分の顎にチタン製の人工の根を埋め込み、その上に人工の歯を装着し
以前と同じような見た目や噛み心地を回復できる治療法です。当院では、保険診療と自費診療の違いなど十分に説明させていただいた上で治療を進めていきます。


◇◆インプラント治療に入る前に・・・◆◇

口の中の状態や全身の状態を診査します。
インプラントの治療を行うには、口の中の環境整備が必要です。

抜歯が必要な部位、歯が無い部位にどのような歯を作るか相談します。それぞれの利点・欠点を十分に説明させていた上で方針を進めていきます。

 保険:クラウンあるいはブリッジあるいは義歯
 自費:審美的・強度的に優れたクラウンあるいはブリッジ
         色々な用途を持ち合わせた義歯(痛くない義歯、装着感の良い義歯、審美義歯)
         インプラント

インプラント治療を希望されましたら(あるいはご興味があるようでしたら)当院にてCT撮影を行い、詳細な顎の骨の状態を調べます。なお、この段階ではCTの撮影料は無料とさせていただきます。

CTの状態、インプラント治療に関わる金額、治療期間、治療方法など具体的に説明し、十分にご納得していただいたら治療を計画いたします。インプラント治療を開始するまでは、いずれの段階においても変更可能ですので、遠慮なくご要望を申し出ください。


◇◆インプラント治療を選択されてからは・・・◆◇

インプラント体(フィクスチャー:人工歯根)を埋め込む手術を行います。以前はフィクスチャーと顎の骨が結合するのに下の顎では4か月、上の顎では6か月を要しましたが、当院では最先端のインプラント体を使用しており、手術後1か月から2か月で次のステップに進むことができます。なお、感染予防に十分に注意する必要があるため、当院では抗菌薬の点滴を行いながらインプラント手術を進めます。歯科では抜歯などの外科的処置の後から抗菌薬を服用することが多いですが、処置を開始する少し前から点滴を行うことが最大の感染予防とされています。

フィクスチャーと骨との結合が十分になれば型取りを行い、土台(アバットメント)を付け、樹脂性の仮歯を装着します。

仮歯を約2か月装着し、再度型取りを行い、最終的な被せものを装着します。

インプラント治療で大事なのは、最終的な被せものを装着してからのメンテナンスで、1か月から3か月ごとに受診していただき、清掃管理を行っていきます。インプラント周囲にも歯石は付着するため、歯石除去の処置が必要となります。歯石除去に使用する超音波の出る機械で清掃しますが、インプラント体の部分は通常の歯とは異なり、特注の樹脂チップで治療します。インプラントを汚れた状態で放置すると、インプラント周囲炎という歯周病と同じような状態になりますので、メンテナンスは必須です。

以上が当院でのインプラント治療の大まかな流れになりますが、患者様によっては治療期間・方法など異なりますので、その都度説明させていただきます。

01-A.jpg《アストラテックインプラント》

当院で使用しているインプラント体です。スウェーデンで50年前にインプラント治療が始められてから、数百におよぶインプラント体が開発されました。中でも当院で使用しているアストラテックインプラント(OsseoSpeed)は、化学的に処理された最先端のチタンの表面性状(インプラント体と骨が結合する部位)を有しており、骨との結合が非常に早いのが特徴です。また、インプラント体の形状も工夫されており、被せ物を装着してからの骨の吸収は、他のメーカーと比較して最も少ないことも特徴です。つまりは、“早くに歯が入り、長持ちする”インプラントと言えるでしょう。

 

01-B.jpg《CTの解析》

一般的な歯科用X線写真では描写されない様々な情報を、CTから得ることができます。インプラント治療においては、顎の骨の高さ、幅を3次元的に解析でき、コンピューター上、実寸値で測定可能なため、正確な長さのインプラント体を入れることができます。また、顎顔面領域には気を付けるべき解剖学的な部位があります。下顎管、オトガイ孔、上顎洞、鼻腔底、舌動脈、オトガイ下動脈など個人差があり、正確に把握しておく必要があります。通常の歯科用X線写真では不鮮明ですが、CTでは正確に描出されるため、CTによる解析はインプラント治療には必要不可欠となっています。

 

01-C.jpg《見積もり書》

インプラント治療は自費診療のため、金額や手技は各歯科医師に委ねられています。当院では治療を開始する前に、全体的な流れを提示する意味で見積もり書を作成しています。ご納得いただければ患者様にサインしていただき、複写を病院のほうで保管し、お互いトラブルが無いように準備いたします。

 

01-D.jpg《抗菌薬の点滴》

使用する器具などの徹底した滅菌はもちろんのことですが、他に感染予防に気を付けている手法です。インプラントがうまくいかない原因は感染コントロールの不備によることが多いですが、手術時に抗菌薬を点滴(術後にも内服薬として使用します)することで感染リスクをかなり回避できます。

 

01-E.jpg《手術着》

インプラント手術は特に清潔な環境で行う必要があるため、医科でも使用するディスポーザブルの滅菌済の手術着を着用しています。手術着はやや煩雑ですが、当院のスタッフは十分にトレーニングを積んでおり、問題なく使用しています。

 

01-F.jpg《インプラント手術時の風景》

インプラント手術は特診室で行い、できるだけ感染物を手術場に持ち込まないように配慮しています。患者様にはディスポーザブルの滅菌の覆い布をかけ、いわゆる清潔・不潔を徹底して分けています。いずれも感染予防対策に行っていることです。

 

01-G.jpg《印象材》

天然歯の場合、被せ物を入れる際に多少の誤差が生じてもそのうち生体の側から補正するため、違和感なく使用できます。被せ物を入れたすぐは違和感があってもしばらくすると馴染んでくるという経験はあると思います。天然歯とインプラントの大きな違いは、歯根膜という組織の有無です。インプラントには、天然歯に存在する歯根膜というクッションの代わりになるような構造がありません。そのため、通常の型取りよりも精密な型取りが要求されます。インプラント治療においては、当院では非常に誤差が少ない特殊な型取り材を使用し、被せ物を作るようにしています。

yoyaku

北島町の歯医者
瀧歯科・歯科口腔外科医院
 

一般歯科、小児歯科から特殊な口腔外科処置まで対応可能です。些細なことでもお困りのことがあればお問い合わせください。

ご不明な点は
お気軽にお問い合わせください。
088-698-2350