有病者の方への歯科治療

有病者と言っても様々です。高血圧、糖尿病、喘息、膠原病、脳梗塞、透析を伴う腎疾患、肝炎・肝硬変などの肝疾患、狭心症・心筋梗塞・心臓弁膜症などの心疾患(ペースメーカー埋め込み、人工弁置換術、ステント留置などの方)、骨粗鬆症、抗癌剤治療、等、様々な病状をもった患者様が歯科医院には受診されます。病状によっては、たくさんの薬を服用されていたり、血が止まりにくかったり、感染しやすかったりと、歯科治療を進める上で障壁となり、重度の虫歯や歯周病が放置されていることもあるようです。患者様自身があきらめていることがあれば、歯科医師がどうしようもないという理由で診療を拒否・放棄していることもあります。当院の歯科医師は、長年の口腔外科という現場での豊富な知識、経験を有し、できる限り歯科治療はあきらめず、かかりつけの歯科医院で行うべきという信念を持っており、大きな病院と同等レベルの診療を提供できるかと自負しております。ただし、入院治療を必要とする場合は大学病院への紹介等、患者様のご希望に沿った形で対応をいたしますので、安心して受診していただければと思います。当院では持病がある方でも、虫歯治療や歯周病治療から、抜歯やインプラントなどの口腔外科処置まで対応できますので、お問い合わせください。

 

02-A.jpg《コアグチェック®XS》

ワーファリンなどの血液をサラサラにする薬を服用している患者様の、サラサラの度合を調べる器械です。近年、抜歯などの処置では安易にこれらの薬を中止せず、飲んだままの状態での処置が推奨されています。薬を中止すると、せっかく血栓(血液の塊)ができないように薬が出されているのに、あえて心筋梗塞や脳梗塞のリスクを増やしていることになります。ただし、適切にコントロールされていることが条件で、抜歯においては、血液の凝固の度合を示す指標であるPT-INR値が3.0未満である必要があります。ワーファリンを服用されている方はご存じと思いますが、食事(クロレラ、納豆、グレープフルーツは禁忌)や飲み合わせの薬などによっても容易に変動するため、抜歯直前に検査するのが望ましいです。この器械はそのために使用しますが、あまり認知されていないのが現状で、導入している歯科医院はごくわずかです。ただし抜歯を行う際に、いくつか出血を抑えるテクニックも必要で、実際の症例を提示いたします。

 

a.jpg(ワーファリン服用患者の抜歯)
抜歯部位の写真です。
 
a.jpg抜歯部位の周囲に局所麻酔を行い抜歯し、抜歯した穴を丹念に掻把(汚れた組織を掻き取る)します。しっかりと掻把することで、汚れた組織からの出血が抑えられます。
 
a.jpg吸収性の止血剤(ゼラチンスポンジ)を緊密に充填します。止血剤は単に詰め込むだけでは効果がなく、しっかりと骨の面に押しつけるように充填し、骨からの出血を抑えるようにします。
 
a.jpgできるだけ抜歯した穴を閉鎖するように、特殊な縫合を行います。単純な縫合ではなく、“×”になるように穴を包み込むように工夫しています。

 

02-F.jpg《自己検査用グルコース測定器(血糖値の測定器)》

当院の歯科医師は日本糖尿病協会療養指導歯科医で、血糖値の測定器を常備しています。糖尿病は徳島県において非常に多い病気で、様々な合併症を引き起こします。虫歯・歯周病の進行と糖尿病は密接な関係がありますので、全身管理の面からも歯の治療をうけていただければと思います。

 
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《血圧測定・酸素飽和度の測定》

当院には体の状態をモニタリングする機器を用意しており、高齢の方や全身疾患をお持ちの方で負担のかかる処置を行う場合に使用しています。

 

 
 
yoyaku

北島町の歯医者
瀧歯科・歯科口腔外科医院
 

一般歯科、小児歯科から特殊な口腔外科処置まで対応可能です。些細なことでもお困りのことがあればお問い合わせください。

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